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北朝鮮人権侵害状況に関する意見交換について(お願い)

新春を迎え、貴職並びに貴省におかれましては益々御清栄のことと存じます。また、平素より北朝鮮における拉致・核・ミサイルの包括的解決を目指し、もって北東アジアの平和的安定と日本国民の安産と人権の擁護に御尽力されていることに対し心より敬意を表する次第であります。

 さて、御承知のとおり北朝鮮における過酷な人権侵害状況は決して看過できるものではなく、我が国はこれまで国際社会の先頭に立ってその改善のために国を挙げて活動してきました。それは、北朝鮮人民の人権状況の改善が我が国の懸案である拉致問題を始めとする諸問題の解決に資するとの国民共通の理解があるからだと私たちは受け止めるものです。北朝鮮に関する諸問題は、官民を問わずそれぞれの立場で協力して取り組むべき問題とならなければなりません。
 つきましては、新年早々、御多用の日々とは存じますが、北朝鮮における人権状況改善という共通の目標の実現のために、下記の日程により当NWとの意見交換の場を設けて頂けますよう、貴職並びに貴省に職格別の御高配を賜りたいと存じます。



1.日 時  令和2年1月16日(木)13時分〜15時30分

2.場 所  参議院議員会館102会議室

3.テーマ
ア:政府(外務省)は、現在の北朝鮮人権侵害状況をどのように捉えているのか?

イ:政府(外務省)は、今年の人権理事会に非難決議を共同提出する用意はあるのか?その案文は、どのような内容を盛り込むつもりなのか?

ウ:北朝鮮における人権状況の改善は、金正恩体制下において可能と判断しているのか?人権状況の改善のため、北朝鮮の民主化を求める行動を我が国は行う用意はあるのか?

エ:昨年末に国連で採択された決議案を具体化するために、政府(外務省)はどのような働きかけを国際社会に行うつもりか?また、イギリスがEUから離脱した場合、今後においてどのような影響があるとお考えか?

オ:ストックホルム合意に明記されている拉致問題を始めとする諸問題を、北朝鮮における人権況の改善を実現する中で解決する方針と理解して良いか?政府(外務省)は、田中実氏及び金田龍光氏の生存情報にどう対処するのか?

カ:北朝鮮の人権侵害状況の改善が実現しなければ、北東アジアの平和と安定はないとお考えか?その場合、人権侵害状況を改善するために我が国が行う施策とはどんなものか?

4.出席者(予定)
  陶久敏郎(代表)、加藤博(副代表)、川添友幸(事務局長)、佐伯浩明(理事)、賀上文代(会計)、井上卓哉(アドバイザー)、宮塚利雄(アドバイザー)

5,15時30分〜16時30分 役員打ち合わせ



6,記者会見  17時~18時(予定) 参議院議員会館102会議室(同室)
(記者通行証配布・16時30分〜)


主催・北朝鮮人権人道ネットワー
連絡先 ・川添友幸(当ネットワーク事務局長)
    ℡:090-9816-2187